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欧州通貨=2月ユーロ圏消費者物価は+1.2%、依然低水準
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2日に発表された2月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、前年)・速報値は、+1.2%と予想の+1.0%を上回るとともに前月の+1.1%からは改善となった。ただ、過去最低だった前月に続く低水準に留まったことで、ユーロ圏のインフレ圧力が依然として後退局面にあることが示される結果となった。世界的な景気減速に伴った原油の需要減少を受けて原油価格が下げたことがインフレ率を押し下げた要因とされた。
また、同日に発表された2月製造業PMIも33.5と速報値の33.6からわずかに下方修正されるとともに、前月の34.4より悪化するなど過去最低の数字となった。インフレ緩和下の景気後退と厳しい経済状況が続いていることが窺える内容となった。こうしたこともあり、市場では景気の活性化を狙って5日のECB理事会では、これまでの市場コンセンサスの25bpより大幅な50bpの利下げが行われとの見方が強まっている。また、利下げが25bpに留まったとしても追加利下げ観測が暫く付きまとうこととなりそうだ。
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米政府のAIG救済、安全逃避先のドルと円を下支え
経営再建中の保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は2008年10-12月期の四半期決算で、米企業の四半期決算としては過去最大となる約620億ドルの赤字を計上した。このため、株式市場やリスク志向が圧迫されており、資金の安全逃避先とされるドルと円が下支えされている。欧州株式市場は3%〜4%ほど下げており、ユーロはドルに対して1週間ぶり安値となる1.2545ドルまで下値を広げた。また、ドルは96円90銭〜97円 90銭の値幅の下限で推移している。ドルは、英ポンドやニュージーランドドル、オーストラリアドル、カナダドルなどに対しては上値を伸ばしている。
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■ドル円
98.75-90ゾーン円 売り輸出(邦銀・欧米系)
98.50円 売り輸出(邦銀・欧州系)
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96.00円 ストップ売り(欧州系・米系)
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■ユーロドル
1.2800ドル 売り米系短期(欧米系)
1.2780ドル 売り米系短期(欧州系)
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1.2650ドル ストップ売り(欧米系)
1.2600ドル 買い・ストップ売り混在(欧州系)
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外銀勢と国内輸入業者が円売り・ドル買い進める
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ドルが日中高値を97円88銭まで伸ばした。これは昨年11月14日に98円10銭をつけて以来の高水準。円に対する投資家心理が悪化するなか、外銀勢と日本の輸入業者が勝っている、と国内信託銀行の為替トレーダーは言う。今後数日の上値めどは98円90銭とみている。これは、昨年8月の高値110円67 銭から今年1月の安値87円10銭までの下げの半値戻しにあたる。「市場の雰囲気は、ドルに対してやや一段と強気になってきたようだ」と言う。しかし、 98円00銭近辺では目先筋が利益確定を狙っているので、アジア市場の取引でこの水準を超えるのは難しいかもしれないとのことだ。下値支持水準は97円 00銭とみている。一方、ユーロは124円00銭〜125円00銭の値幅を想定している。![]()
野田日銀審議委員「金融機関全体で資本制約を強く意識」
野田日銀審議委員は那覇市で行われた講演で、「金融機関全体で資本制約を強く意識しており、融資に応じない例も増えている」と語った。そのほか、景気は当面厳しい状況が続くとの見通しを述べた上で、「国内民需はさらに弱まっていく可能性高い」、「日本も負の相乗作用が一段と強まるリスクがある」との見解を示した。
この、発言による為替相場への影響は今のところ見られていない。
なんと2008年12月21日から本日2009年2月20日までに無敗の10連勝達成!
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TKY午後=ドル円・クロス円は堅調地合いを維持
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東京午後のドル円・クロス円も堅調な動きを継続。ドル円はじりじりと上値を拡大すると一時97.35円まで本日高値を更新。同水準からは「本邦機関投資家からの売りが観測された」(外銀筋)こともあって、96円後半まで小緩んだものの、底堅さは維持された。
また、クロス円も総じて底堅い動きに。ユーロ円は東京時間終盤に見られたユーロドル上昇の影響もあって、124円台でもみ合い。その他のクロス円もポンド円が141.52円、豪ドル円が63.45円、NZドル円が50.17円までそれぞれ本日高値を更新する場面が見られた。
これに対してユーロドルはいって来いの動き。序盤こそドル円の上昇に合わせて1.2805ドルまで本日安値を更新したが、大台割れを回避するとドル売りの動きが見られた終盤には1.2879ドルの本日高値を窺う動きを見せた。
足もとでドル円・クロス円の底堅さは確認されたが、一方で上値も攻めづらい状況となるなど、為替市場はやや方向感に欠ける動きとなってきた。特段の材料が見られない欧州時間も現状の推移が継続する公算は高いだろう。ただ、アジア各国の株式市場が総じて堅調で、欧州株もこうした地合いを引き継ぐことが期待できるだけに、どちらかと言えばドル円・クロス円のリスクは上方向に見ておきたい。
24日重要指標【LDN】
2/24(火) 〔予想〕 (前回)
オバマ米大統領、上下両院合同本会議にて演説
米2年債入札(400億ドル)
18:00 独2月Ifo景況感指数 〔83.0〕 (83.0)
18:00 独2月Ifo現況指数 〔84.9〕 (86.8)
18:00 独2月Ifo景気期待指数 〔81.1〕 (79.4)
18:00 ユーロ圏12月経常収支 〔−〕 (13.9億ユーロの赤字)
18:30 南ア10-12月期GDP(前期比年率) 〔-1.5%〕 (+0.2%)
18:30 南ア10-12月期GDP(前年比) 〔+1.4%〕 (+2.9%)
20:00 英2月CBI流通取引調査 〔−〕 (-47)
23:00 米12月S&P/ケースシラー住宅価格指数 〔−〕 (154.59)
23:00 米12月S&P/ケースシラー住宅価格指数(前年比) 〔-18.30%〕 (-18.18%)
23:00 米10-12月期S&P/ケースシラー住宅価格指数 〔−〕 (150.0)
23:00 米10-12月期S&P/ケースシラー住宅価格指数(前年比) 〔-17.2%〕 (-16.6%)
翌0:00 米2月消費者信頼感指数 〔35.0〕 (37.7)
翌0:00 米12月住宅価格指数 〔-1.7%〕 (-1.8%)
翌0:00 米10-12月期住宅価格指数(前期比) 〔-2.0%〕 (-1.8%)
翌0:00 米2月リッチモンド連銀製造業指数 〔-47〕 (-49)
翌0:00 バーナンキFRB議長、「経済、FRB政策」について上院銀行委員会にて証言
翌1:30 フィッシャー米ダラス連銀総裁、「金融危機」について講演
翌2:00 デュークFRB理事、講演
翌6:45 NZ準備銀行(RBNZ)第1四半期インフレ期待(2年間) 〔−〕 (+2.7%)![]()
東京為替サマリー=米政府の米銀普通株取得報道にドルで反応
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東京市場はドル売り優勢。米政府が米銀の普通株を最大40%取得するとの報道が材料視されたもよう。ユーロドルは「短期筋がこぞってドル売りを仕掛けていた」(外銀筋)ことから、1.2900ドルのストップをこなし、一時1.2950ドルまで上昇。その後は伸び悩んだものの高値圏での推移を続けた。ユーロ圏各国による危機対応のための共同保証債券発行の観測もくすぶっており、ユーロ売りを進めにくい状態もあったようだ。ポンドドルもドル売りが優勢となるなか、1.4553ドルまで上昇。欧州勢参入後に一旦1.45ドルを割り込んだが下押しも限定的で、1.45ドル台での底堅さを維持した。
クロス円は売り先行後は反発。ユーロ円には「輸出勢の売りが入っていた」(邦銀筋)といい、一時119.08円まで下げたが、ドルストレートでのドル売り・欧州通貨買いの動きに連れて反発し、120.47円まで上昇した。ポンド円も133.85円まで下落後は135.36円まで買われた。ドル円は上値の重い動き。クロス円の上昇が下支えとなったが、ドル売り優勢となるなかじり安の展開で、一時92.76円まで下落した。
為替オプション=ドル円は 92円台を示現上値重く、ボラ上昇
世界的な株安が加速、欧州株が軒並み2-3%下落でスタートしダウ先物も100ドル超の下げとなると、リスク回避志向が強まり、ドル円は93.58円まで下げた。さらに、NY時間に入ると、ドッド上院銀行委員長が大手米銀の国有化の可能性を示唆した発言を受けて米株が続落すると、ドル円は92.51円まで急落する場面も見られた。しかし、米政府の国有化否定発言で買い戻しが入り93円台後半で引けた。東京タイムは大手米銀の国有化問題が燻り方向感に乏しいなか、本邦輸出の売りでじり安となり92.76円銭まで下げたあとは93円近辺で推移。ボラティリティーは先週末比上昇して1w物は+110bpで 18.9%、1ヶ月物は+130bpで18.3%となった。リスクリバーサルは拡大して+0.50bpで1.26%、1ヶ月物は+0.50bpで2.4%の円コールオーバとなった。
ユーロドルは、週末行われるEU首脳国会議で、ユーロ債の発行をして経済の弱い国を救済する話し合いが持たれるとの思惑からユーロドルは1.26ドル近辺から1.2885ドルまで大幅上昇した。東京タイムはやや本邦輸出のユーロ円の売りなども観測されたが、国有化報道でやや乱高下の展開のなか1.28ドル台後半で推移。ボラティリティーは先週末比上昇して1w物は+90bpで19.5%、1ヶ月物は+30bpで19.1%となった。リスクリバーサルはまちまちで1w物は0.25%のユーロコールオーバーとなった。リスクリバーサルは辛うじてユーロプットオーバーとなった。
ユーロの1ヶ月物は下値の売り、また3ヶ月物以上は下値の買いが観測された。
ユーロ、長期的には引き続き下落基調か
ユーロはドルと円に対して上昇している。米政府が、経営難に直面する大手銀行シティグループに対する支援を大幅に拡大し、同行の普通株を最大40%取得するとウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じたことで、米金融機関に対する米国の規制が強化され、積極的な経営を展開できないことから、貸し渋りが一段と進むとの投資家の懸念が強まっているためだ。ただ、一部の市場参加者は、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を3月5日に控え、ユーロが下げに転じる可能性があるとみている。「ECBの定例理事会が近づくにつれ、ユーロは下落し始めるだろう」と三菱UFJ信託銀行資金為替部の井上英明氏は指摘している。多くの参加者は、ECBが来週の理事会で利下げに踏み切ると予想している。また、三菱東京UFJ銀行市場業務部の佐原満上席調査役も、「本日のユーロの上昇は、市場参加者の持ち高調整によっても増幅されている可能性もある」と指摘している。現在、ユーロは1.2925ドルおよび120円22銭近辺で推移している。
クロス円軟調、米銀国有化の噂で売り広がる
午後の東京市場はクロス円が軟調。「ここ数日囁かれていた米銀国有化の噂が蒸し返され、クロス円に売りが入った」(外銀筋)という。ユーロ円は午後に入り欧州勢が参入しはじめると、一時118.27円まで下落した。また、ポンド円も同様の展開で、133.44円まで下げ幅を拡大させた。
ドルストレートはクロス円の下げにつれる展開。ユーロドルはユーロ円が本日安値をつけたタイミングで一時1.2564ドルまで下落。ポンドドルも1.4189ドルまで下落幅を広げた。
一方で、ドル円は小動きに。大きな材料も無く落ち着いた動きに終始し、94円前半で推移した。
そのほか、韓国中銀がドル/ウォンで1500ウォン割れを狙い、ウォン買い・ドル売り介入を実施したという。しかし、ファンド勢が中銀のウォン買いに向かってウォン売りを仕掛けていたようで効果は見られなかった。
ロンドン市場はドル買いの流れ続くか。ドルストレートについてはドル買いの様相が続いているが、外銀筋によると「リスク選好の姿勢が改善する状況にないことからドル買い・円買いの様相が続く」という。よって、ドル円については「95円を超えるとトレンドに乗った円売りが入る可能性もあるが基本的に上値の重い展開が見込まれる」という。
19日重要指標【LDN】
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16:15 スイス1月貿易収支 〔−〕 (±0.0億CHF)
18:30 英1月マネーサプライM4(前年比) 〔+15.7%〕 (+16.1%)
22:30 米1月生産者物価指数 〔+0.3%〕 (-1.9%)
22:30 米1月生産者物価指数・コア 〔+0.1%〕 (+0.2%)
22:30 米新規失業保険申請件数 〔62.0万件〕 (62.3万件)
22:30 加1月景気先行指数 〔-0.7%〕 (-0.6%)
翌0:00 米1月景気先行指数 〔±0.0%〕 (+0.3%)
翌0:00 米2月フィラデルフィア連銀製造業指数 〔-25.0〕 (-24.3)
翌0:30 カナダ銀行(BOC)展望レポート公表
翌0:30 米週間原油在庫(前週比) 〔−〕 (+472万バレル)
翌2:00 トルコ共和国中央銀行(CBRT)、政策金利公表 〔50bpの利下げで12.50%に〕 (200bpの利下げで13.00%に)
翌2:00 ギーブBOE副総裁、講演
翌3:15 ロックハート米アトランタ連銀総裁、「米経済見通し」について講演![]()








